患禍を呼び寄せる者たち・その2-165

 十戒(じっかい)というと、旧約聖書に出てくるモーセの十誡、殺す勿れ・盗む勿れ・姦淫する勿れなどや、仏教の沙弥の十戒、不殺生・不偸盗(ふちゅうとう)・不淫などが思い浮かぶが、同じようなものに煩わしい訓示や訓戒が数多ある。各団体や組織にはそれぞれに慣習があり、新人に1日でも早くそれに従うようになることを求める。中には、何を根拠にそんなことを求めるのか、よく分からないものもあり、真剣に取り組む気持ち…

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言霊

「志貴島の日本(やまと)の国は事霊(ことだま)の佑(さき)はう国ぞ福(さき)くありとぞ」(万葉集・柿本人麻呂)  7・8世紀に言霊と言う概念があったことが分かるが、一体いつ頃からあるのかというと、いわゆる日本語が使われた初めからあったと考えられる。縄文時代には日本語が使われていたと考えられるが、文献となると、『ホツマツタヱ』しか残っていないので、これを見ていく。 「日本翻訳センターが『ホツマ…

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歌い手その8.5・木霊の歌声-49

 竹下雅敏氏の東洋医学セミナーで学ぶマントラ・テラピーでは、ドーシャ(気)の全体のバランスを崩す、増悪したドーシャを減少させて、バランスを取り戻す。  まず、病気の原因となる増悪したドーシャの陰陽と五元を検出し、増悪したドーシャと五元が同じで陰陽が逆のマントラを使う。たとえば、増悪したドーシャが木(もく)の陽であれば、使うマントラは木の陰、火(か)の陰であれば火の陽、と言うように・・・。  …

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波動1ー1-8

「しーん」  物音一つしない静寂を、日本語はこのように表す。そこに聞こえる音があるわけではない。だが、耳には聞こえないが、体はある確かな波動を感じている。その波動を表すのがこの言葉。  これと似たようなことに、演歌1ー1で触れた。日本の伝統楽器は超高周波成分を含み、この可聴域外にある成分をシャワーのように体に浴びると、ハイパーソニック・エフェクト現象が引き起こされる。聞こえる音だけを楽しんで…

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演歌1ー2-5

 オーケストラの演奏はCDのサンプリング周波数に大体納まる。超高周波成分をほとんど含まないからだ。演奏が反響の大きな環境下で行われることが多いから、上音の混ざらない純粋な基音を追求した結果だ。  日本の楽器は、西洋楽器の捨て去るいわゆるノイズを、ひとえに拾い集める努力をした。楽器の根源とも言える歌声も例に漏れなく、上音の複雑な波を添加した。そもそも日本語は絶妙な言霊を持つ言語であるから、精妙な…

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