転換点-87

 物事が続くうちに、その流れの方向や状態が変化する転機となる、転換点というものが度々訪れる。我が人生を顧みると、その流れは2005年から著しく方向転換したことが分かるので、転換点はここにあると言える。  この年、部屋で倒れているところを大家さんに発見され、救急車で病院へ運ばれ、そのまま入院した。60㎏の体重から20㎏を失っていた。初めのうちは眼振があり、片目を瞑らなければ凝視できなかった。口が…

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親知らず

「随分、晩生(おくて)だね」  高校生の頃、学校で歯科診断があったとき、まだ小さかった親知らずを、そう指摘された。「概ね10代後半から20代前半に生えてくる」(Wikipedia『親知らず』より)ものだから、この歯医者の言は当たらないのだが、言われた当人はそうなのかとずっと思っていた。  28歳の頃、その親知らずが蜂窩熾炎(ほうかしきえん)を起こし、耳下腺に伝染して、口が段々開かなくなった。…

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幸福を招く7つの扉-23

 竹下雅敏氏の『幸せを開く7つの扉』に出てくるが、チャクラが覚醒するには気づきが不可欠である。今まで気づかなかったことに気づくから、意識は拡大したと言え、まさに意識が進化したと言える。意識の進化だけでなく、諸々の才能のレベルアップにも、この気づきが最後の鍵となるようだ。  考えてみると、気づきは小さな悟りのようなもので、人生の諸段階に適宜現れる現象だ。降って湧いたような感覚を受けるから、頓悟(…

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喫緊の課題

 2世紀のプトレマイオスから続く天動説に対して、16世紀、地動説がコペルニクスにより唱えられ、17世紀、ガリレオ・ガリレイによって確認された。このとき、天動説の知識は、単なる誤った情報になってしまった。  現代においても、こういうことはしばしば起こる。  人類は宇宙について分からないことはないと考えていたが、2003年、人類の知識は宇宙の4%しか説明できないことが分かった。残りの96%、宇宙…

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汚れないように

 そこまで出かかっているのに出てこないとか、あと一歩のところまで来ているのにそれ以上進まないとか、日常においてよくあると思うことがあったら、それはその人の心が汚れているせいで、詰まりが生じたと思われる。  心の汚れは、どうして起こるのか。  邪気に犯されたり、悪霊に憑依されたりを除けば、悪を思い、悪をなすからだ。悪をなせば心身ともに汚れる。悪をなして、悪をなした自分を認識しても、人に対しても…

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日和見

「健康な人であれば、善玉菌20%、悪玉菌10%のバランスになっています。残りの70%は「日和見菌」といって、良い働きも悪い働きもする菌種です。善玉菌が優勢だと良い働きをしますが、悪玉菌が優勢になると悪さをします。とはいっても、優柔不断なのは日和見菌だけではなく、善玉菌のなかには他の菌と作用し合うと悪さをするヤツがいるし、逆に悪玉菌でも状況次第で良いことをするヤツがいるのです」(大鵬薬品・辨野義己…

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誰を選んだら良いのか-16

 12月14日に衆議院議員総選挙が行われたが、それにしても安倍晋三のインタビューを聞いていると、よくもこう口から出任せが出るものだと、こちらは呆れて物が言えなくなった。  嘘を言えば、人は気が引けて動揺が現れるのが普通だが、長年の政治家として培った技なのか、?(おくび)にも出さない。その代わり、心の籠もらない、上っ滑りの言葉が、軽々に次から次へと出てくる。  聞いていると、何か病的なものを感…

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寒さに打ち勝って-15

 朝、目覚めたら寒い、と感じる。  寒くて起きたくない、と思う。  寒いが、仕方なく起きる。  これが度重なると、寒さは厭なもの、嫌いなもの、不快なものとなる。だが、凜とした態度を取る、の凜のように、身震いするほど寒い意味から、身や心が引き締まると言う意味になるように、寒さを経験するからこそ、心身を引き締めるコツが獲得できるのだ。  寒いという感覚を否定的に受け取るのではなく、あるがまま…

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