バベルの塔-272

 寝起きの微睡(まどろ)みの中で、『白い巨塔』の数シーンがフラッシュバックされ、その後題名がフェードアウトしながら目覚めた。ここ数日『白い巨塔』がフッと湧いてきていたが、何か理由があるのだろうか。

医療、何かがおかしいー150』2017/02/04 11:30

 150段で、歴代日本医師会会長のカルマを見て分かっているように、下落を見ないことはないのだから、『白い巨塔』で医局の腐敗を言われたところで、今更の気がする。
 『白い巨塔』は、私が大学生の頃、クイズタイムショックの司会をしていた田宮二郎主演でテレビ放送されていた。その年の暮れ、田宮二郎は猟銃自殺し、日頃テレビのある朋輩の部屋で視ていた私は、ニュースの方をたまにしか視ないドラマよりよく覚えている。
 しかし、1963年から連載され、その後幾たびも映像化されてきた山崎豊子『白い巨塔』は、たかだか医局の腐敗を暴くだけのものではなく、もっと普遍的なものに裏打ちされている。
 それは丁度「バベルの塔」に通じるものがある。

 Wikipedia『バベルの塔』
「バベルの塔(バベルのとう、ヘブライ語: מגדל בבל‎)は、旧約聖書の『創世記』中に登場する巨大な塔。
・・・
 実現不可能な天に届く塔を建設しようとして、崩れてしまったといわれることにちなんで、空想的で実現不可能な計画を比喩的に『バベルの塔』という」

 私の言う「バベルの塔」は、もちろん建造物や計画などではなく、人の幸福のために生みだされたはずの何らかの組織が、人より重きを置かれるようになって、返って人の不幸を招くことになると言うものと考える。
 「白い巨塔」は「バベルの塔」の1つであり、けがや病気の治療という目的で作られた組織が、いつしか本来の目的を離れて、欲望を満たす金や名声や権威を生み出す手段として働きだす。
 わが国において、竹中平蔵が主張する新自由主義、グローバリズムが席巻して、大企業が肥大し派遣業が躍進する一方で国民の所得は減退している。

貧困国日本-206』2018/03/06 22:24
「・・・各国の貧困ラインの推移を2018年2月4日国会で取り上げたのは、政権に就いていない共産党委員長志位和夫だった。
 2000年を100とすると、2015年において、
 カナダ 165
 イギリス151
 アメリカ134
 フランス137
 イタリア128
 ドイツ 125
 日本   84
 日本以外G7の各国は裕福になっているのに、日本だけが貧困の坂を転げ落ちている。」

 206段に既述したように、どう見たっておかしい。日本は貧困を理想とする国なのか。魔物安倍晋三の地獄化の成果の一片だろう。

 『白い巨塔』に、浪速大学医学部長の鵜飼なる登場人物がいるが、下記ニュースにも同じ名字が登場する。

 NHK NEWS WEB 2019年4月8日 19時18分
『“実の娘に性的暴行”無罪判決 ネット上で波紋 検察は控訴』
「この父親は、平成29年、愛知県豊田市などで当時19歳の実の娘に性的暴行をした罪に問われ、裁判では、娘が抵抗できない状態だったかどうかなどが争われました。
 3月26日の判決で、名古屋地方裁判所岡崎支部の鵜飼祐充裁判長は・・・」

 この鵜飼祐充裁判長のカルマを見てみる。

鵜飼祐充・無意識レベルのカルマ
 2009年8月30日ー5(人間レベル)
 2009年8月31日ー4

 裁判官の移動履歴から、裁判官になってからの期間で、カルマは軽いながら1度の下落が見られる。
 2009年8月30日は、鵜飼祐充裁判官は津の家庭裁判所と簡易裁判所の判事時代のことである。
 裁判官が仕事上カルマを積むとすれば、判決を誤ったとき、不当判決を下したときである。
 不当判決の対応する内面は、品格、野心、カルマ、徳目(非暴力・正直・不盗・禁欲・識別・清浄・苦行・最高神への信仰)、愛である。本来なら全部を調べるのだが、随分簡略して識別だけ見てみる。

鵜飼祐充・無意識レベルの識別
 2009年8月30日ー5(人間レベル)
 2009年8月31日ー4

 これも下落しているから、不当判決があったものとして良いだろう。
 どんな裁判が行われたかは分からないが、2009年8月30日に行われた裁判、或いはそれ以前に行われた複数の裁判、によってカルマは下落した。この後、2011年4月1日福井に総括判事として栄転する。
 麻生内閣時代、裁判官が不当判決を下して出世してゆくのは、安倍内閣時代、理財局長のとき国会で嘘の答弁をして国税庁長官に出世した佐川宣寿を彷彿とさせる。国のトップが腐っていると司法官も行政官も腐るものらしい。それにしても日本という国は、三権分立にはほど遠いと思い知らされる。
 さて、2019年3月26日の判決について見てみると、娘の年齢が18歳未満だったら、娘の抵抗の有無に関係なく、この父親は有罪だったが、19歳のために抵抗は無くてはならないものとなり、それが無かったとして無罪となる。
 法に照らせば近親相姦罪はないし、加害者の暴行を審議しているのに被害者の抵抗の有無が争点になるなど不可思議なところがあるし、なにぶん山口敬之が準強姦容疑で逮捕されるのを止めた安倍政権であるから、卑劣な犯罪の側に立つ認識が働き、司法にも忖度と言う縛りに従わせている疑いが湧く。
 どだい魔物安倍晋三なんか悪を為さないことはないのだから、ちょっとよそ見をしているうちにカルマは下落している。

安倍晋三・無意識レベルのカルマ
 2018年11月06日ー7(鉱物レベル)
 2018年12月26日ー6
 2019年03月05日ー5

標本、カルマ積み-236』2018/10/03 22:44

 236段から、はや3ランクも下落している。
 悪霊などは己が重い波動に苦しみ、人に憑依することで和らげていると言うが、上記の波動の低さに苦しむ魔物安倍晋三は、憑依の代わりに人を巻き込んで苦しめることが唯一の慰みになっているのだろう。
 こんな重いカルマは、そっくり本人に返って貰いたいものだが、曲がりなりにも権力者にしてしまったのだから、国民もその責任を負わなければならないことになるのだろう。
 魔物安倍晋三は独裁を目指して躍起になっている。国民を不幸にして魔物安倍晋三は「バベルの塔」建設に必死である。
 誰が竣工を期待しようぞ。

 シャンティ・フーラの時事ブログ2019/04/19 12:00 PM
『今の日本の社会への、「美味しんぼ」雁屋哲氏の痛烈な批判 〜 2014年の原発事故「鼻血問題」から2019年現在までを振り返る』
「『一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。』・・・(まのじ)」

 悲しい哉、日本自体が「バベルの塔」になっている現実。真実を言う真っ当な者は目の敵にされ、無体な攻撃を受ける現実。
 「バベルの塔」建設に余念がない連中は、本当に完成するとでも思っているのだろうか。そうだとしたら、創世記の頃から全く進化しない連中であることよ。





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