歌い手その20ー135

 2016/10/17 22:29にアップした『歌い手その19ー131』で、ニューシングルを出したアンジュルムに触れたが、そのときはまだ歌の才能が動物レベルのアナーハタ(4)であるメンバーはいなかった。その後、遂に現れた。
 リーダーの和田彩花の歌の才能が、2016年11月15日に動物レベルのアナーハタ(4)にランクアップした。
 留意した歌手の歌の才能がアップしたのは、2016/01/04 23:32『歌い手その15』において既述した、モーニング娘。'15の飯窪春菜の2015年12月23日以来のことである。奇しくも2人は同い年で、それぞれのグループの最年長である。
 ランクアップしたメンバーが出たことは、アンジュルムにとっても待望の出来事である。『七転び八起き』(2015年7月22日発売)から聴くようになったが、『糸島Distance』(2016年4月27日発売)『忘れてあげる』(2016年10月19日発売)などは、歌の才能の覚束ないことが原因の耳障りな点が気になる。『愛のため今日まで進化してきた人間 愛のためすべて退化してきた人間』(2016年10月19日発売)に至っては、歌の才能をカバーするために、カラオケでエコーをガンガンに効かせるように、音を加工してあって、フィルター漉しの偽の音を聞くような違和感があり、見えない壁があるような隔絶感さえある。
 和田彩花も今年で22歳である。福田花音が2015年11月29日に卒業して、旧名スマイレージの設立当時からのメンバーは唯一人となった。それがいの一番に才能を開花させたのは、当然でもあり、ボーナスでもある。1人の開花が刺激となって、『次々続々』(2016年4月27日発売)と開花が連鎖してゆく展開が期待できる。グループ活動の利点の1つであろう。これから先、どれくらいの寄与があるのか楽しみでならない。
 才能繋がりで、次は文筆の才能を見てみる。

紫式部1016年ー9(動物レベル)
清少納言1025年ー9(動物レベル)
鴨長明1216年7月26日ー9(動物レベル)
吉田兼好南北朝時代ー9(動物レベル)
本居宣長江戸時代ー9(動物レベル)
新井白石江戸時代中期ー9(動物レベル)
夏目漱石1916年12月9日ー5(動物レベル)
島崎藤村1943年8月22日ー6(動物レベル)
谷崎潤一郎1965年7月30日ー8(動物レベル)
三島由紀夫1970年11月25日ー8(動物レベル)
川端康成1972年4月16日ー9(動物レベル)

 こうして見てみると、夏目漱石の5や島崎藤村の6が低く感じるが、文学賞の受賞者が大抵4以上だから、実際は低くはない。ただし、開国による西洋文化の流入が一時的な混乱を招き、日本文のレベルが暫時低下したことは言えるかも知れない。
 肝心の歌の才能も見ておく。

マリア・カラスの歌の才能1977年ー9(動物レベル)
美空ひばりの歌の才能1989年6月24日ー9(動物レベル)
ルチアーノ・パヴァロッティの歌の才能2007年ー9(動物レベル)

 有名なソプラノ歌手とテノール歌手は馴染みがないが、2人に比べ歌謡界の女王はさすがに知っていると言える。
 弥生艶葉樹の最初に聴いた歌謡曲として記憶に残っているのは、女王の『ひばりの佐渡情話』(1962年10月5日発売)の一節「島の娘はなじょして泣いた~」である。5歳当時、隣に住んでいた叔父の家へよく遊びに行っていたが、そのとき叔父の口ずさむのを聞き、母に話したことを覚えている。
 カラオケで歌ったのは、唯一『みだれ髪』(1987年12月10日発売)だけだったが、

「1989年(昭和64年)1月4日にTBSテレビで放送の、生涯最後のワンマンショー『春一番! 熱唱美空ひばり』」(Wikipedia『美空ひばり』より)

で歌われたその曲が秀逸だと思う。

「脚の激痛と息苦しさで、歌う時は殆ど動かないままの歌唱であった。立っているだけで限界だったひばりは、歌を歌い終わる度に椅子に腰掛け、息を整えていたという」(同上)

 常人ならとても歌を歌える状況ではないところ、歌い手として生きてきた女王は、伴奏が奏でられるや、死者をも蘇らせるような歌うエネルギーが、どこからともなく湧き上がってくる。いつしか地声の力みは消え失せ、伸びやかな頭声との切り替えもスムースで自然な新境地に没入している。
 1月7日を最後に昭和は終わる。放送日からして、女王は“昭和”を代表する歌手であると言わんばかりである。
 今の歌い手が、たとえレベルアップして4になっても、ゴールではなく、あくまで通過点である。仰ぎ見れば高い目標はいくらもある。9(超越)になったとしても、あくまで動物レベルであり、まだ先に人間レベルが控えており、神的レベルが待っている。道のりは限りなく遠いようだが、歩めないと諦めるものでもない。

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歌い手その21ー137
Excerpt:  つい先日、2016/11/20 19:49『歌い手その20ー135』でアンジュルムの和田彩花の歌の才能が2016年11月15日にランクアップし、同じことがこれから“次々続々”と続くだろうと書いたばか..
Weblog: 弥生艶葉樹(やぶつばき)のやぶの中
Tracked: 2016-11-27 11:22

文筆の才能ー141
Excerpt:  『歌い手その20ー135』で、思いつくまま作家の文筆の才能を見たが、平安時代から江戸時代の有名どころは洩れなく9(超越)なのに、明治時代以降の現代文学になるとバラツキが見られ、歴史的淘汰がまだ済んで..
Weblog: 弥生艶葉樹(やぶつばき)のやぶの中
Tracked: 2016-12-18 22:04

文筆の才能その3-190
Excerpt:  竹下雅敏氏の教育プログラムによって、人の外面はもちろん内面も波動を検知することで知ることができることを知った。  このブログで、初めに検知したのは、そもそも自らが感じた疑問、明らかに上手いと思う歌..
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Tracked: 2017-12-10 12:36