気を通すこと・さわり

 コンビニのレジで、合計739円と言われて1,250円出したところ、腑に落ちない様子で、店員が出した金額を繰り返して訊くから、確信のある声で「はい」と答えた。この時点でその店員は気づいたようだが、預かり金を打ち込んで釣り511円が表示されるまで、晴れない者も多くいる。
 この場合は、客に小銭を、100円硬貨を500円硬貨に、纏める意図がある。客の出す金額で、簡単な加減法を使えば、この意図はすぐさま導き出せる。
 客商売の場合、客の心を読み取ることは、何より優先される才能だろう。これは、換言すれば気遣いができるとなる。また、店員が後方の見えない客に気づくことは、気遣いができている結果となる。
 気を遣うと、相手の心が読み取れたり、後方の人の気配を感じたり、まるで超能力と言っても良いようなことができる。だが、超能力ではない。人に元来備わっている潜在能力が、気を遣うことで引き出されただけだ。
 気を遣うとは、どういうことかというと、気を経脈に通すことだ。誰しも意識しないで、気を経脈に通している。
 竹下雅敏氏の東洋医学セミナーで、気を通さなければ肉体は動かないものと教わった。気の感覚を養うために、音や、体運動や、ムドラーやを用いて、実際に各経脈に気を通して感じた。
 音は、生まれたばかりの新生児が、初めて肺呼吸するとき、肺経脈に気を通す振動数の産声を挙げることで、既に一部紹介した。
 竹下雅敏氏の五行類型論は、人には太陽と月の経脈の中で、それぞれ1つずつ気の通りやすい経脈があり、太陽-月と表示して型を分類し、野口晴哉氏の体癖に関連づけて性格を分類している。
 体運動は、性格と結びついて癖となって現れる。たとえば、首を左右どちらかに傾ける癖がある人は、五行類型論の(太陽の)ツチノト・(月の)つちのとのどちらかを持っていると考えられる。首を左右に傾ける動作は、太陽と月の左右の脾臓経脈に気を通す。脾臓経脈に気が通りやすいのが、(太陽の)ツチノト・(月の)つちのとである。これは(月の)つちのとを持つ北野武氏(1-4型)をイメージして貰えば良い。「感受性は豊かで、芸術的指向性が高い」のが4型で、氏に当て嵌まるだろう。
 多くの人が、知らず知らずに経脈に気を通している。そして、才能を開花させている。

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