非暴力を守れない

 2007年6月26日、愛知県犬山市の時津風部屋の宿舎で、稽古中に新弟子の時太山(17才、序ノ口)が暴行を受け死亡した。この事件の被害者の遺体の写真を見たとき、両太腿の変色から、同じように遺体の両太腿に変色のある小林多喜二を思い出した。
 小林多喜二はプロレタリア文学作家で、1933年2月20日、特別高等警察に逮捕され、築地警察署内で拷問を受け死亡した。
 私がこの一週間ほど前に読んだばかりである『一九二八年三月一五日』に、特別高等警察による拷問の描写がある。三・一五事件は田中義一内閣による社会主義者、共産主義者への弾圧。悪の内閣は、好んで弾圧する。安倍内閣も、テレビ局への弾圧は周知のところだ。
 時太山は“金属バット”で、小林多喜二は“握り太のステッキ”で殴打された痕は、奇しくもそっくりそのままに見える。時太山の死亡原因は「挫滅症候群」と診断されているが、小林多喜二も同じだろう。
 拷問は、一般に自白を引き出すために用いられるが、広義に捉えれば、被害者を加害者の言いなりにする目的があり、行き着く先は、被害者に苦痛を与える加害者の快楽が目的になる。
『一九二八年三月一五日』のある拷問。
「そのすぐ後で取調べられた鈴本の場合なども、同じ手だった。彼は或る意味で云えば、もっと危い拷問をうけた。彼はなぐられも、蹴られもしなかったが、たゞ八回も(八回も!)続け様に窒息させられた事だった。初めから終りまで警察医が(!)彼の手首を握って、脈拍をしらべていた。首を絞められて気絶する。すぐ息をふき返させ、一分も時間を置かずに又窒息させ、息をふきかえさせ、又・・・。それを八回続けた。八回目には鈴本はすっかり酔払い切った人のように、フラ、フラになっていた」
 ここを読んだとき、1923年9月16日に起きた甘粕事件を思い浮かべていた。大杉栄と内縁の妻伊藤野枝、大杉の6才の甥橘宗一の3名は憲兵隊に捕まったので、警察医のくだりは関係がないが、この事件後に警察医がつけられるようになったものだろう。
 この事件の殺害方法にどこか違和感があったが、大杉か伊藤かを窒息の拷問中に誤って殺してしまったから、残る2名も同じように殺した、とすれば辻褄が合う。
 地球への直径400㎞以上の大隕石の衝突が、“8回”と言われている。4000度という岩石蒸気に地球は覆われ、全海洋は蒸発し、発生して間もない生物のほとんどが絶滅したと考えられる。
 拷問は、古代ギリシャの時代から主人が奴隷に対してすることは許可されていたし、現代でも非合法ながらCIAが行っていたことが暴露されたように、なくなってはいない。
 これは、禁戒の、ムーラーダーラ・チャクラに対応する非暴力を破っており、意識の進化の初歩で躓いていることになる。つまり、全く進化しない状態が、古代ギリシャから現代まで約2500年間続いていると言うことができる。
 このまま放っておいたら、まだまだ停滞が続いて切りがないし、これからはこれだけの進化段階でないと生き辛くなるからだろう。2014年に光を受け取れる者にだけ、一足飛びの進化が与えられ、スタートラインに立つことができた。
 スミワタルタカキホシノヒメミコ様からの通信文19に以下のようにあった。
「・・・地球の波動は現在、完成のレベルに達しています。
 これからも徐々に波動を高めていく事でしょう。
 その結果として、人間の社会では極端な状況が見られるようになります。
 高い波動に同調し、積極的建設的な生き方をする人々がいる反面、高い波動に耐えきれず、自滅的、破壊的ともいえる行動をとる人々が増える事が予想されます。
 暴力、犯罪、又常軌を逸した不可解な事件等が一時的現象として多くみられるようになりますが、その理由を理解する事によって、どんな時にも冷静さを保つ事が出来るでしょう。
 日々心を見つめ、感情の波に呑まれる事のないよう、注意深く生活して下さい。・・・」
 本来、宗教が目指すべき要諦は、解脱することで、そのために意識の進化段階を引き上げることが修行だった。この修行に伴って、波動も上がってゆく。
 ほとんどの宗教が、人を誑(たぶら)かし、あるいは道を踏み外しているから、その宗教の修行をしても波動は上がらない。無駄な、あるいは、損害を被るような修行はきっぱり止して、サイババ様のガヤトリー・マントラを聴いた方が良い。初めは聴くだけでも充分だし、覚えて唱えれば更に良いだろう。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック

低血糖症-188
Excerpt:  infoseekニュース2017年11月19日更新 『揺れる大相撲 横綱・日馬富士の暴行問題』 「今回の暴行問題が発覚したきっかけは、14日付のスポーツ紙『スポーツニッポン』(スポニチ)によるス..
Weblog: 弥生艶葉樹(やぶつばき)のやぶの中
Tracked: 2017-11-27 19:32